ワンスアポンナ延長戦

タランティーノのワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド。Esquireの60年代特集のページをワクワクしながらめくっていた青かった頃の自分を思い出しました。世間の評価通り傑作だと思うし、大好きだ。だけど、なにかが足りないと思いませんか、お客さん!そう。サミュエル・L・ジャクソンが足りないんだよ。

なんで出てないのかな〜。まあ、今回は白人ばっかり出てくる映画だからしゃーないにしても、サミュエルさんはあのイングロリアス・バスターズにも出てたんだぜ(声のみだけど)。なんか、ディカプリオを唐突に説教する通りすがりのオッさん役とかで無理矢理ぶち込んでほしかったな〜。ちなみにワンナポには、俺の大好きなマイケル・マドセンティム・ロスも出てるんだよな〜。

そこで、これまでのタランティーノ監督作品で、このタランティーノ組御三家の出演状況をチェックしてみようじゃないか。

 

○レザボアドッグス

マド兄:出てる。最高。

ティム郎:出てる。頑張った。

サミュエル師匠:出てない。オーディションに落ちたという噂あり。もし出てたら、タランティーノが演ったミスター・ブラウン役だろうな。見たいぞ。

 

パルプフィクション

マド兄:出てねえ。トラボルタが出てなきゃヴィンセントはマド兄だったはず。マド兄とユマ・サーマンのダンスの掛け合い、見たいぞ。

ティム郎:出てる。頑張った。

サミュエル師匠:出てる。最高すぎ。本当に最高すぎる。大好きです。

 

○ジャッキーブラウン

マド兄:出てねえ。

ティム郎:出てねえ。

サミュエル師匠:出てる。最高。

 

キルビル1

マド兄:出てる。

ティム郎:出てねえ。

サミュエル師匠:出てねえ。

 

キルビル2

マド兄:出てる。

ティム郎:出てねえ。

サミュエル師匠:出てる。

 

○デスプルーフ

この映画自体は全体的に狂っていて最高なんだが、御三家の出演は無し。

 

イングロリアス・バスターズ

マド兄:出てねえ。

ティム郎:出てねえ。

サミュエル師匠:ナレーターで出てる。

 

○ジャンゴ

マド兄:出てねえ。

ティム郎:出てねえ。

サミュエル師匠:出てる。

 

ヘイトフル・エイト

初の御三家全員出演!しかも全員重要な役。タランティーノ映画の最高峰!

 

○ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

マド兄:出てる。が、もう少し若ければブラッド・ピットが演じた役だったはず。

ティム郎:出てる。が、もう少し若ければディカプリオが演じた役だったはず。

サミュエル師匠:出てない。寂しい。本人も絶対出たかったはず。ジェームス・ブラウン役とかジミヘン役とかでぶち込んじゃえよ。

タランティーノ、3人主演でもう一回撮り直してくれねえかな。

リトル・グリーン・バッグ

リトル・グリーン・バッグ

  • ジョージ・ベイカ
  • ポップ
  • ¥250

 

 

ワンスアポンナタイムイン・・・

会社を早退し、タランティーノの映画を見に行く。あくせく働く会社のみんなを残してオフィスを去る。去り際、みんなゴメンよ、と心に思う。でも、もしも実際にパラレル・ワールドが存在するとしたら、俺は確実に君達とでは無く、タランティーノ組で働く人生を送っているはずの故、どうか許してほしい。

 

(こっからネタバレ・タイム)

 

田舎のシネコンの小さなタランティーノ部屋には、お年を召された上品な方々が数多くたむろしていて、おい、このお上品な方達はこれがタランティーノの映画だってわかって来ているのか?と、もの凄く不安な気持ちになる。いいかい、これはギルバート・グレイプでもないし、ましてやタイタニックでも無い。いいか聞け、こいつはタランティーノの映画なんだぜ。ディカプリオ&ブラッド・ピットの共演に期待して来てると、エライ目にあうぞ!とポップコーンを貪り食いながら、サミュエル・ジャクソンになりきって、上品な老人達に心の中で警告する(この警告は、2時間半後に的中する事になる)。

まず、映画のタイトルにニヤリとさせられる。これって、セルジオ・レオーネのあの映画と、ビデオ屋の棚で仲良く並ぶように作られたタイトルだよな。といっても、日本ではビデオ屋なんてもんは、もはや絶滅寸前だ。残念だけど、棚には並ばねえぜ、監督。

以前にも書いたけど、タランティーノ監督の映画は、アメリカン・サブカルチャーの優秀な記録映画だ。これ、もはや監督のライフワークなんだろうな。今回もドッグフードの缶とか細部に至るまでアメリカの臭いがフィルムに刻みこまれている。(ま、俺は実際にはアメリカに住んだ事は無いんだけどさ。あのラジオがうるさく鳴ってる感じとか、ものすげーアメリカを感じるよね)

 

話は、なんか蒲田行進曲に似てる。いや、似てないか。で、俺はあのブルース・リーブラッド・ピットに軽くボコられるシーンに衝撃を受けたね。あれで、ブラッド・ピット演じるスタントマンがもの凄く強い奴として、俺の頭に刷り込まれる。だから、その後にブラッド・ピットがどんなにピンチに陥るシーンがあろうとも、鉄板級の安心感で見ていられる。あのブルース・リーをボコってる奴が、負けるわけがないじゃん!と。

あと、ロマン・ポランスキーシャロン・テートがハナから実名で出てきて、軽く戦慄を覚える。そこから、愛らしいシャロン・テートのシーンがカットインされる度に、「おい、タランティーノ、一体どんな感じでこの天使を殺しちゃうんだよ?」と不安で不気味な気持ちが最後まで続いていく。だけどこれは、最後の最後にタランティーノ流の方法で回避してくれるんだな。流石、タランティーノだよ!パラレル・ワールド最高!

 

アル中のディカプリオが台詞を忘れて、トレーラーハウスでヤケになって大暴れするシーンも笑っちまったな。これって、元ネタはなんだったかな?思い出せない。

あと、セルジオ・コルブッチとか、もう単語が出てくるだけでニヤリとしてしまうよな、おい。

楽しみました。元気もらいました。俺もまだ頑張ろうか。

 

日本代表対パラグアイ戦を見に行った話

久しぶりの更新。相も変わらずなんて事のない人生を歩んでいるわけで、正直、書きたい事もあまり無い。もしかしてこれが幸せってヤツなんかな〜と、ぼんやり思う。

 

・・・否!絶対に違うぞ!目を覚ませ!ウェイク・ア〜〜ップ!!!

 

というわけで、久しぶりにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを大音量で流し、僧侶が燃えているジャケットをガン見しながら書いてます。え?ジャケット雁見してたら文章書けないだ呂?って。安心して下さい。音声認識です。ザック・寺ロッチャ張りの早口でマシンガンの如く発せられる俺の言語ひとつひとつが、アイフォーンの画面上で次々と活字として浮かび上がっていきます。ここまで所どころに誤字脱字が多いのは、そのせいです。気にするな!

 

先日、サッカー日本代表の試合に行ってきた。やっぱ代表のユニフォーム着ないと応援できないよなって事で、購入。俺と息子ので合わせて三千円。そろそろモデルチェンジするらしく、安値で叩き売られていた。あの剣道着みたいなデザイン、サムライ感が出ててなかなか悪くない。「タオルもマストっすよ」と、少年団のお父さんに教えてもらい、慌てて買いに行く。高い。ユニフォームより高いじゃねえか。ふとワゴンを見ると、香川と岡崎のタオルが300円で叩き売られている。息子、漢字読めないしこれでいいか。どっちだ?カガシンか?ザキオカか?ザキオカか?カガシンか?で30分悩む。どっちもルックス的には大嫌いだが、まあ、レスターでの献身的なプレーを評価し、ザキオカをチョイスする。レジのお姉さんが、「岡崎選手のタオルで大丈夫ですか?」とわざわざ聞いてきた。そこ触れるなよ。そこスルーしろよ。俺は満面の笑顔で、「むしろザキオカでお願いします」と親指を立てた。

会場の鹿島スタジアムまでは、車で約1時間半だ。まずは、車の中で聞くミックス・テープを作る。

 

1.FIFA anthem 

2.Seven Nation Army / White stripes

3.Hundred mile high city  / Ocean colour scene

4.Place your hands / Reef

5.Volcano / Presidents of USA

6.2002 FIFA anthem / Takkyu ishino

7.World in motion / New order

8.Hey Boy Hey Girl / Chemical bros

9.少林サッカーのテーマ

10.Bulls on parade / Rage against the machine 

11.Hey dude / Kula shaker

12.Club Foot / Kasabian

13.Echoes round the sun / Paul weller

14.Kenkraft 400 / Zombie nation

15.Uefa champions league anthem 

 

もうね、これ作った段階で満足してしまって、既に試合に行った気になってしまった。このまま車をサッカーの聖地(静岡県)まで走らせちまおうかと思うが、ギリギリで踏みとどまる。

「お前、誰が見たい?」

「クボ」

「クボか〜。出るかな〜?他には?」

「クボ」

「いや、クボしか知らんのか〜い!」

「知ってるよ」

「誰?」

「オカザキ」

「え?」

「お父さん、俺、ザキオカのタオル嫌だよ」

「あ〜、わかったよ、しょうがねえ、俺がザキオカ背負えばいいんだろ、わかった、わかった。あー、なんでザキオカ・タオルなんか買っちゃったかな。どうせならオオサコとかトミヤスにしとけばよかったよ、まったくよお」

その後、ザキオカ・タオルを敷いて座席を確保したり、こぼしたケチャップを躊躇なくザキオカ・タオルで拭いたり、ザキオカ・タオルはそのプレースタイル同様に非常に献身的な仕事をしてくれた。ありがとう、ザキオカ・タオル。

我々の前に座った昔は綺麗だったであろう化粧濃いめのオバハンが、ユニフォームに着替える為に躊躇なく下着姿を晒すという得したのか損したのか微妙な判定のハプニングもあったりして、試合はとっても面白かったです。

 

今夜、ハードロック・カフェにて

「終わったね、フジロック

「終わりましたね」

「やっぱしCURE最高だったな〜」

「え?先輩、行ったんですか?」

「配信で見た」

「配信、最高ですよね」

「配信最高!」

「ちょっと待ってください。先輩のその意見について、僕、一言言わせてもらってもいいですか」

「何?」

「人生で一度もフジロックに行った事の無いフジロック童貞の先輩が見る配信と、何度か行った経験がある僕が見る配信とでは、配信観賞レベルに大きな差があるって事です」

「配信観賞レベル?どういうこと?」

「僕は、フジロックの会場の雰囲気とか知ってるんで、配信を見ていても、その過去に会場に行った時の記憶が配信映像に更に上乗せされて再生されているんです」

「・・・。言ってる事、よくわかんない」

「例えば、CUREにしても、あの雄大なグリーンステージの状況と、日曜トリの「あーもうこれで最後だ」っていうどこか切ないあの会場の雰囲気をわかった上で見てるんです。いわば、自分がフジロックの会場に居る状態を脳内で再現して見てるんです。まあ、軽くトリップできてるわけですよ。例えばフィールズ・オブ・ヘブンからの配信であれば、ヘブンのあの多幸感溢れる会場の雰囲気を再現した上で映像を見て、トリップしているわけです」

「へ〜。会場がイスだらけだとか、ハンパない大雨が突然降ってきたとか、トイレに行きたいけど混んでて汚いからやだなぁとか、ビトビト汗まみれのTシャツ着たヤツに横から身体ガンガンぶつけられてる状況とかを思い出して、トリップしてるんだ」

「いや、そういったストレス部分は完全に消去され、美しく修正された環境で脳内再生されてます」

「なんか、修正がバキバキかかる最近のプリクラ写真みたいじゃないか」

「そう!まさに例えるならばあんな感じです」

「そんなのフジロックじゃないだろ!過酷な環境で現地で生で見て、肌で音楽を感じてこそのフジロックだろ!」

「あんたフジロック行った事無いでしょーが!」

「・・・来年は8月だってな」

「どうせならいいメンツ呼んでほしいですね。先輩は誰に来てほしいですか」

モリッシー

モリッシーフジロック出禁でしょ」

「じゃあジーザス&メリーチェインかな。後輩君は?」

「これです」

「おお!いつの間にリクエストしてたんや!」

「やっぱりポール・ウェスターバーグですね。死ぬまでに一度はライブ観たいです」

「おお。ホワイト・ステージあたりで見たいね」

「あんた、ホワイト・ステージ行った事無いでしょーが!」

These Are the Days

These Are the Days

 

 

 

デカいテレビの生きる道

デカい家を借りて住んでいる。残念ながら自慢では無いんだ。家は相当ボロい。昭和の香りがぷんぷんする家だ。息子の友達が家に遊びに来て、「や〜い、お前ん家、おっばけや〜しき!」って言いやがった。トトロの見すぎなんだよ、クソガキが。

仕方ないので、クソデカいテレビを買って無駄に広いリビングの真ん中に据えた。

が、現在の俺はあまりテレビを見ない。普段は、息子達のYouTubeとゲーム画面しか映していない。可愛そうなテレビだな。本当は世界遺産とかUFCとかWWF(現在はWWE)を見なきゃいけないんだろうけどな。すまんな。

 

んで、今日、たまたま1人で留守番するチャンスが訪れたんですよ。んで、突然閃いちゃったんですよ。あ!フジロック!配信!!    わ〜い!

CAKEだよ!CAKE見れるよ!思い返せば2005年フジロック、あの時は苗場で風邪ひいてダウンしてCAKE見れなかったんだよな。よし、ビール買いに行くぞ!ハイネケンだ!ハイネケンハイネケン、どこにも売ってない!あー、しゃーない、バドでいいや、バド、バド。あ、CAKE間に合った。うおー、ロッキーのテーマきたー!(CAKEのSEはロッキーのテーマ。ガチな方のヤツじゃなくて、Vince Di Colaの「戦い」ってヤツね。あれを延々と流した後にCAKEは登場してくる。会場にいる皆さんはだいたいポカーンとなる)

あー、会場に行きてええええ。なんで今、俺、苗場にいないんだ。

それにしても、デカいテレビ最高じゃー!

(中略)

キターーー!ショートスカート!!うおーーー!ナナナナ・ナナ、ナナナナナーナ、ナナナナ・ナナ、ナナナナナーナ!ナナナナ・ナナ、ナナナナナーナ!

「ただいまー!       え?え?なんでポンチョ着てビールたくさん飲んでるの?え?なんで?なんで部屋の中でポンチョ着てこんなにたくさんのビールを飲み散らかしてナナナナナーナナ言って騒いでるの?え?床がビシャビシャだけど、これ、汗?」

 

それにしても、デカいテレビってヤツは最高だ。

Short Skirt, Long Jacket

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