ラーメンコミック・改

今日もいつもと変わらない日常。 突然炎の如く、一通のメールがメールボックスを揺らす。 拝啓 突然のメール大変失礼致します。 私は、◯◯テレビのディレクターの◯◯と申します。 この度、貴方が8月7日付けのブログに書かれた「ラーメンコミック」というタイト…

ラーメンコミック

ラーメン屋に入る。 注文を終えると、部下がふらりと席をたち、マンガを持って帰ってきた。そのマンガがとにかく汚いのなんの。 「おい、メシ前にそんな汚いマンガ持ってくるなよ。食欲が失せちまうだろ」 「課長、知らないんすか。これ、キングダムですよ」…

ハイウェイ16・1

飛ばすぜハイウェイ 爆音で くるりのロックンロールを流す 前方に 競争馬を積んだトラックが 何台も何台も連なって走ってる 競争馬を積んだトラックと競争 考えただけで心が躍る アクセルを思いっきり踏み込んで 抜かすぜハイウェイ 抜かす 抜かす 抜かす 次…

アゲ

ある朝の食卓。 息子「あ〜サマースクールとかウザいわ。なんで夏休みにまで学校行かなきゃなんねーんだよ」 俺「あ〜会社ウザいわ。ガキ共の夏休みが羨ましいわ」 息子&俺「はあ〜」 その時、いつものようにつけっぱなし&選曲任せっぱなしにしていたiTunes…

今夜、ハードロックカフェにて

「やっぱり今年は有給出てないみたいだけど、行かないの?フジロック?」 「今年は行きません」 「なんで?去年、子供が無料のうちは行き倒す!って宣言してたじゃん」 「あ〜。撤回します」 「ポリシー無えなぁ」 「先輩に言われたかないですよ」 「ん?俺…

拝啓 ジョン・マクレーン

ダンディになりたい。今の所、なれてないぞ。 ダンディなオッサンは、独特のオーラを纏っている。恐らく、裏で物凄く努力してる。シャツからのぞく腕の筋肉、ジムに行って身体を鍛えているんだろうなあ。浅黒く焼けた肌、日焼けサロン行って焼いてるんだろう…

ミス・ユー・マッチ

「ちょっとつきあえよ」 無口な父が俺を誘ってきた。 父の愛車の白い皮張りシートに座る。綺麗好きの父。休日になると、いつも愛車を丹念に隅々まで手入れしている。自他共に認める雑な性格の俺は、正直、あまり父の車には乗りたくない。過度の緊張を強いら…

あの頃、京都祇園にて。 友人のお母さんがママさんをしていた祇園のラウンジで、ボーイのアルバイトをしていた。 当時、付き合い始めたばかりのガールフレンドがいて、誕生日に花を贈る事にした。花の知識ゼロで、女子に何の花を贈ったらいいのかさっぱりわ…

911

全くとんだ所にバイトにきちまったもんだ。 派手なスーツにサングラス、テカテカに固めたオールバック、足元は白い革靴。そんないかにもな出で立ちでキメたコワモテの怪しいオッさん。フロントにふらっと現れて、黙って俺に手の平を差し出してきた。 「お客…

三パイの教え

ある所に、3人の兄弟がいた。兄弟の仲はとても悪く、いつも喧嘩ばかりしていた。3人の争いがあまりに醜く酷いので、見かねた父親が遂に3人を集めた。 まあ、座れ。とにかく座れ。いいから座れ。コラコラ、座る順番でモメるな。こっちから、長男、次男、三男…

トム・ウェイツで検索を

はてなブログって、キーワードがリンクされるよな。俺、あれ、好きなんだよ。知らない間に知らない誰かさんと繋がっちまうんだぜ。俺、たまに・・・(まあ、あまり言いたくないけど寂しい時が多いかな・・・)「トム・ウェイツ」で検索かけてんだよ。そこで…

犬ヶ島を見た。からの牛ヶ島。

映画「犬ヶ島」見ました。やはりウェス・アンダーソン節全開の、文化系男子が燃えるその作り込まれた世界観に、ワクワク・ドキドキしました。 しかし、Mr.フォックス・ファンの息子3人と見に行ったんだけど、こっちはわざわざ吹き替え版をチョイスしてるって…

ヒョウの理論

昼飯は、俺、1人で食いたいんだよな。「店で1人で」って事じゃないぜ。店はいかん。「完全に1人っきり」って事だ。会社では、車の中で1人っきりでメシを食っている。理由は、落ち着くからだ。ヒョウは、捕獲した獲物をわざわざ木の上に運んでから食すらしい…

息子と父

君は、Justin Townes Earleを知っているか? かくいう俺も、最近まで知らなかった。なんとあのSteve Earleの息子!しかし、声がそっくりだぜ!偶然、車のラジオから流れてきて、「お、スティーブ・アール!」なんてハンドル叩いて聴いてたら、DJが「ジャステ…

レザーボアドックス

「やっぱ無難に黒すかね?」 「いや、紺じゃね?」 「モスグリーンが意外に渋いんだよね」 「モスグリーン、いいね」 「敢えて、赤チョイスは?」 「んなら、もっと攻めようぜ。ピンクとかどうだ?」 「攻めてるね〜」 なんの会話だと思う?まるでレザボア・…

今夜、ハードロックカフェにて

「先日さ、映画見に行ったんだよ」 「珍しいですね。何見たんですか?」 「アベンジャー?ズ?」 「笑。1人でですか?」 「1人だけど。何か?」 「笑。いえ」 「そんでね、エンドクレジット見てて思ったんだけど、外人ってやたらミドルネーム持ってる奴多い…

運動会と犬ヶ島と訓市さんと俺

子供の運動会が荒天により中止になる。一応、翌日に順延だ。来週はカミさんが不在&映画「犬ヶ島」を見に行く予定だった。 俺「おう、運動会、もし明日も中止になったら来週だとよ」 長男「マジか」 俺「来週、母ちゃんいねーから」 次男「うそ!」 俺「弁当…

シュリンプールの雨傘

「今日のお弁当、エビフライ入れといたよ」 朝のその一言だけで、「憂鬱な1日」の鬱が撃ち落とされ、憂に宇宙の彼方からやってきた〝にんべん゛がガシャンと接続される。「優な1日」。エビフライが好きです。だが、甘エビのフライはダメだ。あれは絶対に認…

NEW YORK

俺はNEW YORKに行った事が無い。 学校の授業で社会科の勉強を始めた子供から、「ねえ、世界で一番の都会ってどこ?」と質問を受けた。 俺は迷わず「いいか、ボウズ。そいつは、NEW YORKだ」と答えた。だが、NEW YORKに行った事は無い。 「ねえ、今度の土曜日…

オー、オー、オー・ミーンズ・アイ・ガッチュー

いやあ、いつの間にか出てましたよ。DOCTOR PRATSの新譜。 ほとんどの人にとってどうでもいい情報だとは思いますが、 俺は心から待ってたぜ! ! Venim de Lluny Doctor Prats ポップ ¥1650 彼らの最高っぷりについては、↓ の記事を参照してくれ。 ckrecord.…

暗黒街の顔役

アイツ、選挙に出るんだな。横ちょの角の電信柱に貼り付けられた、あのポスターで知った。アイツの顔と名前が街中の至る所に貼ってあるってのは、どうにも奇妙な感じだ。どこに行ってもヤツに見られているようで、しまいには「お前、そんな笑顔でこっち見て…

今夜、ハードロックカフェにて

「後輩君、今年は有給出してないみたいだけど、恒例のフジロックには行かないの?」 「そうなんですよ。今年は家族の強烈な抵抗にあいましてね。うちの家族、昨年、あんなに「たんのしかった~」つってたの全部ウソだったんすよ。あと、金曜日のメンツで見た…

メッセージ

あの時って、1993年か。 心の臓を撃ち抜かれたぜ。 25年の時を超え、こいつが俺の所にきた。こいつは偶然なんかじゃない。 昨日の、あの時流した大粒の涙の如く雨。あれも偶然なんかじゃないよな。帰るな帰るなと吹きあれる風。帰れ帰れと吹きあれる風。 あ…

人生

ああ、なんだかムシャクシャする。こんなに遠くまで来たってのにさ。今日は早く帰りたくない。絶対に帰るものか。絶対にいかがわしい店に入ってやる。 とはいえ、田舎の街道は車を走らせども走らせども何にも出てこない。暗闇の中、そこら中に広がっていると…

5月2日

「それでは、今月の歌を決めたいと思います。意見のある人は、挙手をお願いします。はい、斎藤さん」 「私、米津のレモンがいい」 「あ、いいね〜」 「ていうか決まりじゃね。いきなり決まりじゃね」 「次、誰かいますか?はい、安西さん」 「サチモスのステ…

真田ラブ

「この度、御社の担当になりました、真田と申します」 「へ〜。真田さんっていうんだ。出身は?」 「長野です」 「え?もしかして、末裔?」 「あ、よく言われるんですけど、全然関係無いんです」 嘘だな。わかるぜ。なぜ隠す。 「じゃあ、デュークの方?」 …

ミュージック

カミさんが風邪でダウン。今日の僕は、家事のピンチヒッターだ。正直、家事は苦手だ。普段はカミさんにほとんど任せてしまっている。 子だくさん家庭の洗い物ってやつは、エンドレスだ。コップを洗ってるそばからコップの洗い物が次々に量産されていく。ここ…

イオンのTシャツがクソやべえ(追悼)

子供のノートを買いに近所のイオンへ。イオンのショーウインドには、まんまユニクロのパクリ企画であるコラボTシャツが陳列されていた。うまい棒やグレムリンやサタデーナイトフィーバーなどのその独特のセンスっぷりを見て、これは全てチェックしなければア…

カセットテープによる布教活動

春は、出会いの季節すね。 かつては出会いの度に、自作のカセットテープを配布、若しくは交換しまくってました。まるで、サラリーマンが名刺を配りまくる感覚で。 「趣味は音楽鑑賞です」って耳にした瞬間に渡しに行く勢いで配布していました。もはや布教で…

ボノを殺れ!

フジロックにボブ・ディランがやってくる。どうやら僕が期待していたU2は肩透かしに終わったようで、スピーカー越しにHOT HOUSE FLOWERSが、「行くな、行くな」って押し寄せる波の如く歌ってくる。わかってるよ。今年は行かないんだよ。 ヨシュア・トリーで…