2002年 アルバムBEST11

今年は色々な音楽雑誌で、「2002年のベストアルバム特集」なんて記事を目にするな。「過去を振り返ってる奴は、未来を見逃す」なんて言葉があるけども、去年は個人的に新しい音楽をたくさん聴く機会に恵まれたので、俺もベストアルバムなんかを選んでみようかな。意外とこういうものが下手な自己紹介なんかより端的に人格を映し出したりするしね。なんといっても音楽は、俺の生活で最も重要なパーツだから・・・。 

1.ILLUMINATION/PAUL WELLER    
 走り続けること。進化しつづけること。時には立ち止まって自分を見つめ直すこと。自分を信じること。その全てを教えてくれたポール・ウェラーが、また宝物を届けてくれた。変わらないメッセージ。         

2.100S/中村 一義
 もっと爆発的に売れてもいい、でも大切な人にしか教えたくないアーティスト。おそらくファンのみんながこう思ってるから、そこそこしか売れないのかな?「キャノンボール」は凄まじいシングルだった。「撃破」とか「突破」とか読んでて気持ちがいい単語を書き連ねたくなる、そんな感じ。「セブンスター」も凄まじいシングルだった。夏、海、風。

3.PLASTIC FANG/THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION       
 ロックンロールが聴きたいなら、ブルースが聴きたいなら、レコード屋のJのラックにこいつらがいる。イントロからエンディングまで走りっぱなしの爽快さ。

4.THE LAST BROADCAST/DOVES               
 青白く光る炎のようなアルバム。真夜中に優しく灯るランプ。それを頼りに俺は進む。

5.COME AWAY WITH ME/NORAH JONES                     
 はじめてキャロル・キングを聴いたときに似た、ずっと探していたいたものにようやく出会った感触。

6.GOLD/RYAN ADAMS
 星条旗を逆に背負う男。2年前のアルバムと言うなかれ。日本発売は2002年なのだ。「SONG FOR KEITH」なんて、タイトルを見ただけで嬉しくなってしまうような曲も書いている。

7.THE RISING/BRUCE SPRINGSTEEN
 僕達が育ったE.ストリートに、今はバラバラになっていたかつての仲間が戻ってきた。でも同窓会ノリは皆無。皆すさまじく本気モード。このアルバムは冬だ。息がまっ白に凍りつくような冬に聴きこむべきだ。そして、LIVEが見たい。

8.SONGS FOR THE DEAF/QUEENS OF THE STONE AGE  
 強面のやくざ二人にデイブ・グロールのタイコが加わった。その生み出すグルーブ感がスゴイ。車のアクセルを思いっきり踏み込んで、前を走ってる奴達をかたっぱしから蹴散らしたくなる音。シカが車で暴走するPVも最高だったけど、ハードなのにどこかユーモラスを感じさせる。

9.ABOUT A BOY/BADLY DRAWN BOY     
 大好きなニック・ホーンビーと大好きなバッドリーが手を組んだ!映画は見てないけど・・・。バッドリーの新作もよかったけど、こっちの方がグッときた。

10.HUMAN CONDITIONS/RICHARD ASHCROFT
 かげろう男。空たかく。

11.STEREO/PAUL WESTERBERG  
 この声が、今、ここに在る、それだけで十分だ。俺はこの男を一生支持する。