暑い。暑い。暑い。
暑いのにネクタイをしているなんて、本当にバカげているよな。
しかも俺はそのネクタイの柄を選ぶのに、貴重な朝の時間の大部分を割いている。
ネクタイさえなければ、もっとゆっくりブルーマウンテンの香りを楽しめるし、
髭剃り前の蒸しタオルをもうちょっと長く顔に置いておけるんだぜ。
首筋がやけに敏感な俺は、子供の頃とっくりのセーター(タートルではない。あくまで”とっくり”)が着れなかった。
同様に学ランのカラーも大嫌いだった。
ちょっと成長した今だって、どっかの学者が「ネクタイは仕事の効率を下げる」という説を学会か何かでブチあげるのを心待ちにしている。
これ、強く引っ張ったら死んじゃいそうだよね。
なんてことを考えながら、今日は星柄のネクタイをチョイスした。
星を首からブラさげてる自分を鏡で見て、ちょっといい気分になった。いってきまーす。