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空には空似

会社にトム・モレロにそっくりなオジさんがいる。
そのオジさん、よくくたびれた帽子をかぶってることが多いので、
ますますトム・モレノそっくりだ。
可笑しくてしょうがないんだが、オジさんに言ってもきっとトム・モレノの存在など知らないだろうし、会社内にも誰もトム・モレロを知る人間がいない(であろう:推測)。
ボクはオジさんと朝の挨拶を交わす度に、そのソックリ加減を誰とも共有できないもどかしさ&寂しさをいつもいつも抱えて机に向かう・・・。
そんな「誰にも言えないソックリさん」、実は他にもいる。
関係会社にはドン・チードルそっくりの人がいるし、取引先にはエリオ・グレイシーそっくりのおじいちゃんもいる。
「誰かに似てる」と感じるのは、不思議な感覚だ。
今、俺も、どこかの誰かに誰かにに似てるといろんな所で思われている。