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野球地獄の黙示録

先日、神戸&大阪に出張してきました。移動の時間調整で、次の取引先までのロング・ロング・ロードを歩いてみた。俺の人生で、おそらくこの街を歩くのは最後だろうな…と思い、なるべくその風景を目に焼き付けるようにゆっくりと歩いた。しかし、やけに散髪屋が多い街である。もう4軒目だと思てる間に5軒目が出現した。もしかしてこの街の住人の髪の毛、常人より伸びるスピードが早いのかな?とすら思ってしまうくらい、ある。それとも、この街の危機を救った伝説の英雄が散髪屋(武器 ハサミ)で、皆その人に憧れて散髪屋になっているのかもしれない。もしくは、散髪屋を開業すると多額の補助金が出る仕組みがあって、新手の財テクなのかもしれない。(いや、今日は散髪屋の乱発について書きたいのではないんだ。「散髪屋が乱発や!」の謎は、解明しないで謎のまま終らせるか、後日、ナイトスクープにでも依頼する事にしよう)

ふと空き地を見ると、小学生男子複数名が野球をして遊んでいた。キャッチボールではない。三角ベースの野球の試合だ。思わず「あ!野球や!」と、最初の取引先のおっちゃんとの会話から影響された関西弁で声を出して驚いてしまった(関西弁は感染る)。なぜなら、関東圏で空き地で野球をして遊んでいる子供達を見る機会が、今やほとんど無いからだ(少年団はよく見るけどね)。思えば今年の春の選抜高校野球の準決勝、3校が関西圏の高校だった。残り1校の熊本の高校も、その正体は「枚方ボーイズ」とのことで、野球に関しては完全に西高東低である。かつて、取手ニ高vsPL学園の激闘に熱くなった茨城県民としては、この流れを修正するために野球復興の為の草の根運動をこの辺境の地 茨城県でゲリラ的に遂行しなければならない。

ホテルに帰り、地獄の黙示録のオープニングの真似をして、ベッドの上でカンフーの型をキメながら色々と考えた。子供達が毎週かかさず見ているドラえもんのアニメ。あの中では相変わらずガキのメジャースポーツは野球だ。ジャイアンスネ夫のび太を野球に誘いにくるし、ジャイアンが打ったホームランが家の窓ガラスを割ってしまい、カミナリさんが怒り狂って出てきて、のび太が犯人扱いされ、ドラえもんに泣きつくという定番のコンボも、昭和のままに放送されている。子供達はボーっと見ているが、おそらく彼等の頭の中には、僕の感じているようなシンパシーは存在していないであろう。現代には、カミナリさん的なガキを叱りつける和装のオヤジもいないし、家の硬い強化ガラスが割れる程のホームランをかっ飛ばす事もめったにないし、ジャイアン的な太ったガキ大将もいないし(スネ夫はいる。スネ夫みたいなヤツはいっぱい増殖しているぞ!)、なにより「空き地で野球」の文化が消滅している。このままではいかん。関東野球を復活させる。ちょうど我が家には3人も戦士がいるではないか。寝転がってドラえもん見てる場合じゃないぞ!

 

〈ルール設定〉

・ボールは100円ショップで売ってるゴムボールを公式球とする

・グローブは使わない

・バットは傘、もしくは棒的なものなら太刀でも大剣でもなんでもいい。このウエポンのチョイスで選手の個性を出していく

・三角ベース

・キャッチャー無し

・ストライクは空振りのみ

・フォアボール無し

・審判無し

・5対5

・ホームラン無し。エンタイトル2ベースとする。

 以上を「関東式やきう」と名付け、

将来的に、オリンピックの公式競技になるよう普及に努める。

まじで頑張ります。ここから新しいやきうの歴史がはじまる。そして、伝説へ。