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世界の終わりとRPG

空は蒼く澄み渡る

海を目指して歩く

恐いものなんて無い!

僕達はもう独りじゃない!!

 

♪チャラララララララララ

♪ラーラーラーラーラー

 

え?なにこの音?

 

あくましんかんが あらわれた!

あくましんかんが あらわれた!

サイクロプスが あらわれた!

サイクロプスが あらわれた!

 

え?え?  →にげる、にげる、にげる、

 

にげられない!

サイクロプスかいしんのいちげき

ピエロはしんだ!

 

え?ザオリクザオリク、ピエロにザオリク →MPがたりない!

あー、ヤバイ、ヤバイ、やどやに行っとくの忘れた→にげる

 

まわりこまれた!

サイクロプスかいしんのいちげき

おんなまほうつかいはしんだ!

 

あー  →にげる

 

にげられない!

サイクロプスかいしんのいちげき

けんじゃのぎたーはしんだ!

 

 あー  →にげる

 

にげられない!

サイクロプスかいしんのいちげき

せかいのおわりはしんだ!

せかいのおわりはぜんめつしました。

 おお!せかいのおわり  

しんでしまうとはなにごとだ!

 ・・・。

 

ロールプレイングゲームが好きです。みんながドラクエに熱狂してるのを横目でみながら、ブラックオニキスを求めて暗いダンジョンをひたすら彷徨っていたクソガキでした。でも、ドラクエ3が発売されて、降参。あれはほんと面白すぎ&1−3までの冒険が感動的な物語として接続する仕掛けなんだよな。あのマジックにハマって以降、ドラクエ9までプレイしています。今度出るドラクエ11、久しぶりに買ってみようかな。なんだかスターウォーズの新作を観に行く気分です。

 

とはいえ、ロールプレイング・ゲームは予定調和だ。ドラクエだって、結局、堀井雄二さんが書いたシナリオをなぞっていくだけだし、僕たちは堀井雄二さんという神の見えざる手でエンディングへと誘導されていく。予想不能の事態は起こらない。犯人はいつだってヤスなんだ。(ドラクエ3のエンディングに関しては、予測不能だった。だから素晴らしい。そして伝説へ。)

 

一方、世界の終わりは、予定調和なんかじゃない。いきなりやってきて問答無用で全てを奪っていく。3.11。あの日、取り残されたビルの屋上から見た景色、匂い、サイレンの音…世界の終わりだと思った。不思議と絶望感は無く、かといって希望なんてものはひとかけらも無く、恐怖感も無く、ただただ「無」だった。(相手が自然界だったからかな?これが、異星人とか他のヤツラからの「侵略」となると、全く別の感情になるのかもしれない)

あの時に考えていたのは、映画「ファイトクラブ」のラストシーン。頭の中には、ピクシーズのWhere Is My Mindが大音量で鳴り響いていた。その時、なにかにとりつかれたように撮影した写真群は、今も色々な所で勝手に使われている。別に構わないんだけどさ・・・。会社の同僚から、「あの時、笑いながら写真とってましたよね。正直、恐かったです」と言われる。きっとこいつ↓みたいな感じだったんだろうな。

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昨年 、地元のローカルテレビ局から、「あの時、あの写真を撮った人」ということで取材の依頼があった。が、丁重にお断りした。「あの時ですか?僕の頭の中ではピクシーズの曲がエンドレスで流れてました。後は話す事なんてなんも無いですね」なんて、とても言えないよな〜。それを見た純朴な田舎民が、ピクシーズをネットで検索して、YoutubeでDebaserを聴くなんて奇跡が生まれるとしたら、その最高の状況に大笑いしてしまうんだけどさ。

 


Pixies - Where Is My Mind - High Definition