人生のサウンドトラック

いつもの朝。静かに朝食を食べていると、テレビから聞き覚えのあるレイ・マンザレクのキーボード音が漏れ聞こえてきた。ん!続いて、あの人の声が・・・キター!夜の小箱で革パンはいて大暴れしていたあの頃を思い出し、条件反射的に口と体が動いてしまう。

ブレイコンスルートゥージアザーサイド、ブレイコンスルートゥージアザーサイド、ブレイコンスルー、うアオ!

凍りつく妻。

「え?突然どうしたの?何があったの?」

「あ、お盆だからかな?ジムが憑依した」

「ジムって誰?」

「だって、なんだよ?この番組?普通の日常の朝だってのに、不意打ちでこんな凶暴な音楽流されたら、思わず反応しちまうだろ」

振り返ると、子供達が、最近テレビで放送されたミニオンズの映画を見ていた。ああ、この映画なのか。

 

出勤前に髪型を整えてると、またテレビから聞き覚えのあるメロディが!また条件反射的に体が動いてしまう自分。

マ・ジェネレーショーーン、ディセイ、マ・ジェネレーションベイベエー

「え?またジム?」

「いや、今度はジムじゃない。ロジャーだな。ロジャーの生霊だな。だって、なんだよこの映画?使ってる音楽最高じゃねえかよ。お前達、この映画もっと見ろ。すりきれるまで見ろ。そんで、サントラ買ってやる。すぐに買ってやる。一緒に聴き倒そう。なんだよ、この黄色いやつら。最高じゃねえかよ、チクショウ。いや〜、映画って、本当にいいものですね!」

 

Minions

Minions