AIとBB

最近、息子と死について語り合う。

「最近、ロボット化が進んでいるから、俺の頭から下をロボットにしたらどうかなって思うんだ」

「え?それで楽しいの?」

「楽しい、楽しい。俺、一日中ずっとネット見てるわ」

「え〜」

「だってさ、歳とって体が動かなくなったり、痛くなったりして死ぬ訳だろ。なら、ロボット化しちまった方がいいじゃん」

「脳は死なないの?」

「そういえば、脳死って言葉があるな。どれどれ、脳の寿命は・・・200歳!」

「わお」

「あ〜、俺、脳だけ生き残りたいわ〜。ほら、松本人志さんの脳とか、ビートたけしさんの脳とか、タモリさんの脳とか生き残ってほしいじゃん」

「全部、お笑い関係だね」

「これから、脳の遺産化が流行るかも」

「お父さんの脳を残す意味って・・・エロ関係?」

「うるさい。君達、ずっと僕と楽しくおしゃべりしたくないのかい?」

「う〜ん、それ、AIがやってくれんじゃね?」

「何がAIじゃ!あいつらさ、俺が聞いた話だと、例えば「岡山と広島に行く」という文があったとする」

「うん」

「何を思い浮かべた?」

岡山県広島県に行く」

「うむ。あいつらは、岡山が、オカヤマ君と広島に行くのか、岡山県なのか、判断つかなくてず〜っと考え込んじゃうらしいよ」

「へ〜」

「AIバカだろ。俺はさ、岡山と広島で、B&Bの洋七と洋八を思い出してさ、もみじまんじゅうー!からのメチャメチャ陰気やで〜まで思い浮かんでるからね。まだまだAIには負けないよ」

「何?B&Bって?またお笑い?エロ?」

「俺の話は、お笑いとエロだけか!」

「うん」