世間がこんな時だからこそ夫婦について考える時がきた。

よく、「お宅の夫婦は、クレヨンしんちゃんのとこの夫婦に似てるね〜」と言われる。喜んでいいものかどうか、微妙な線の評価である。まあ、カミさんの名誉の為にいうと、うちのカミさんがミサエに似ている所は、「見た目」だけだと思う。

俺の方はというと、確かに見た目&子供の接し方などでヒロシっぽさ全開ではある。う〜ん。

ここで、代表的なファミリー・アニメの夫婦について色々と考察してみたい。

 

サザエさん

磯野波平 : 54歳。福岡県出身の九州男児。事務職サラリーマン。趣味は盆栽、釣り、囲碁。酒も好き。昔ながらの厳格な頑固親父。子供をちゃんと叱りつける事ができる親であり、一本筋が通っている。非メタボではあるが、未練ハゲ。まあ、非イケメンのカテゴリーかな。

 

磯野舟: 52歳。静岡県出身。主婦。常に和装でキメている。という事は、恐らく常にノーパン状態である。常在戦場。穏やかな性格で滅多に怒ることは無い。

 

子供:サザエ、カツオ、ワカメの3人。厳格な父親に反して、子供達がフリーダムすぎるくらいフリーダムなのは、舟の穏やかな教育方針が色濃く反映されているのかもしれない。

 

寝室:夫婦一緒。布団。

 

夫婦のパワーバランス:一見、亭主関白に見える波平だが、舟に暴言を吐いたり暴力をふるう描写は一切出てこないし、画面に映らない所でそれをやっているような雰囲気も微塵も感じられない。一方、舟に関しても、常に波平を立て、舟が波平をディスる描写は一切出てこない。お互いをリスペクトしている事が感じられる。

表向きのパワーバランスは7:3で波平だが、それは実は舟が作り出しているパブリックイメージであり、実は、9:1に近い非常に高い比率で舟側がイニシアチブを取っていると推察される。さすが常在戦場である。心構えが違う。

ちなみに娘のサザエは、そういった女房としてのインサイド・ワークには長けていないようで、表向きにも「10:0サザエ」の夫婦関係を作り出している。

 

ドラえもん

 野比のび助:41歳。東京都出身。商社の課長代理。趣味は、酒、ゴルフ、釣り。絵画の才能もあり、若い頃は画家を目指していた。真面目でのんびりとした性格。めったに怒ることは無いが、子供を叱るときは息子を諭すように穏やかに叱る。ヘビースモーカーである。家事は”しない”というよりも”できない”人間で、全て妻に任せている。41歳にしてはメタボ体型である。将来的には未練ハゲになる未来も、タイムマシーンが教えてくれている。まあ、非イケメンのカテゴリーかな。

 

野比玉子:38歳。東京都出身。主婦。長身。近眼でメガネをかけているが、メガネを外すと数字の”3”のような目の時と、絶世の美女の時がある。どちらが真実なのかは謎。のび助とは対照的に、息子を頭ごなしに怒鳴りつける理不尽スタイルの叱り方を貫いており、息子からは「鬼」と恐れられている。

 

子供:のび太1人。何をやってもダメな人間で、取り柄が何も無い。優しさだけが取り柄の設定だが、その取り柄もドラえもんの矯正により引き出された魅力であり、基本は「地獄に一直線」の人生を歩む運命の、ドラえもんならぬドラむすこ。ここの夫婦は、子育てには大失敗している。

 

寝室:夫婦一緒。布団。

 

夫婦のパワーバランス:エキセントリックな玉子にリードされているようで、「家事を一切やらない、酒&タバコはガンガンいく」など、のび助の亭主関白な一面も伺い知れる。しかし、理不尽な理由でヒステリックに息子を叱りつける玉子を、いつも見て見ぬフリ。7:3で玉子か。

 

ちびまる子ちゃん

さくらひろし:40歳。静岡県出身。職業不明。趣味は、酒、タバコ、釣り、野球観戦。仕事をしていないけど昼間は家にいない感じから、もの凄くダメ人間の香りがプンプンする男。謎めいている。子供を叱る事はあまり無い。イケメン風ではある。

 

さくらすみれ:40歳。神奈川県出身。主婦。趣味は刺繍。料理が得意。子供がなにかをやらかした時の叱り役ではあるが、普段は優しい。しっかり者だが、マイペース。

 

子供:さきこ、ももこの2人。明るく素直な姉妹。

 

寝室:恐らく夫婦一緒。恐らく布団。

 

夫婦のパワーバランス:(私がこのアニメをあまりよく見ていないので、よく分からないという理由もあるが、)ひろしの昼間の行動が不明(ヤクザ?)で、もの凄く謎めいた夫婦である。パワーバランスは6:4でひろしとしておく。

 

クレヨンしんちゃん

野原ひろし:35歳。秋田県出身。霞ヶ関の商社の係長。趣味は、酒、ゴルフ、日曜大工。スポーツ全般を無難にこなし、スポーツマンの面もある。子供と同じ目線で語り、あまり叱る事は無い。子供に己のエロ欲を隠さずに開陳している。180cmの長身ではあるが、ありきたりの顔。

 

野原みさえ:29歳。熊本県出身。主婦。趣味は、長電話と井戸端会議とデパ地下試食めぐり。ひろしを凌駕する運動神経で、身体能力は極めて高い。げんこつなどの体罰を使った教育方針。子供と夫には厳しいが、自分にはものすごく甘い。そこそこ美人。

 

子供:しんのすけ、ひまわりの2人。長男は色々と問題児ではあるが、運動神経もよく頭脳も明晰で、素材としては優秀である。両親の躾によってはとんでもなく優秀な子供に成長するはずなのに、つくづく惜しい。

 

寝室:家族全員。布団。

 

夫婦のパワーバランス:10:0 でみさえ。

 

妖怪ウォッチ

ケータの父:名前不明。ケマモト(熊本)出身。34歳〜39歳くらい。商社の中間管理職。基本は優しい。イケメン。が、父のケイゾウがとんでもなく優秀で熱い男の割には、ごくごく普通の一般人。

 

ケータの母:名前不明。出身・年齢不明。主婦。メガネをかけている。美人で上品。少し気が強い所があるが、しっかりもの。子供を優しく見守っている。怒ると恐い。

 

子供:ケータ。「普通すぎるほど普通」という設定だが、ルックスもいいし、家庭環境もいいし、プンプン漂う”いい人生を歩むであろう臭”が若干キツい。

 

寝室:夫婦一緒。ベッド。

 

夫婦のパワーバランス:よくわからん。よくケンカしてるけど、6:4で父か。

 

シンプソンズ

ホーマー・シンプソン:38歳。スプリングフィールド出身。原子力発電所の安全管理官。何度も「解雇されては再就職」を繰り返している。趣味は、酒、ドーナツ、テレビ。性格は極めて雑。欲望に忠実な性格で、信念はいつでもブレまくっているが考えが浅い点だけは一貫している(ウィキペディアよりまんま抜粋。このフレーズ大好きです)。無駄に家族愛が強い。精力絶倫だが、妻オンリーの一穴主義。ハゲ&デブ。

 

 マージ・シンプソン:34歳。スプリングフィールド出身。主婦。常識人ではあるが、ギャンブル依存症アルコール依存症の癖がある。はちゃめちゃな旦那と悪ガキ息子の制止役。

 

子供:バート、リサ、マギーの3人。野原家と一緒で、才能ある子供達であるが才能の無駄使いが多い。

 

寝室:夫婦一緒。ベッド。

 

夫婦のパワーバランス:この家は、とにかくホーマーがはちゃめちゃすぎる。100:0でホーマー。

 

色々と調べていて、思わずニンマリしてしまった。子供の頃・独身時代に想像していた夫婦、家族・・・。自分の親以外では、この人達が模範だったのかもしれない。星一徹みたいな方もいたけれど、やっぱり穏やかで優しいゆる〜いグルーヴの父親像に憧れたものです。で、周りを見渡せば、そんな家庭ばかりだったりする。(ちなみに僕が本気で目指していたのは、ホーマー・シンプソンみたいな思いっきり雑で考えは浅いけど、家族思いの父親です(笑))

しかし、みんな酒好きだな〜。ケータの父はあまり飲んでるイメージが無いので、時代の流れを感じます。世の父親には、さらなる飲酒をススメます。飲むぞ!