見る前に書け

迫り来る台風18号。これで何度目のチャレンジだろうか?まだブレイキング・バッドは借りられない。仕方がない。さっきから4人の男たちが並んでこっちを見てるんだよな。まあ、あいつらの事はずっと気になってた。でも意識的に避けていたんだよな。あ、また目が合っちまった。

 

 あ、間違い。こっちじゃなくて、

 

 こっちね。

その前に、前作、トレインスポッティングについて、語ろうか。

 

映画の内容は、正直、覚えていないんだよな〜。薄っぺらいジャンクフードみたいな映画で、でも俺はジャンクフードが大好きなのさ。

最初にかかるイギー・ポップのラストフォーライフで観客をふるいにかける。ここでレントンの走りについてこれるかこれないかで、この映画の評価は決まる。ああ、俺だってもし映画を撮れるチャンスをもらえるならば、この曲をオープ二ングに持ってきて映画をおっぱじめたいってもんよ。あのイントロがかかっただけで、スクリーンをぶち破って向こう側に全力で走り抜けたくなる。この勢いで、映画の最後まで持っていかれちまう。

主演のユアン・マクレガー。短髪でヒョロヒョロの長身で、ピタピタのTシャツにピタピタのデニムに白のコンバース姿がやたらカッコイイ。この格好を真似してクラブにしけ込んだもんです。クラブの人波をかき分けて女の子を物色してる時、頭の中ではいつもスリーパーのアトミックがかかっていて、でもナンパは空振り三振続きで、でも絶対どこかのクラブに行けばアンダーワールドのボーンスリッピーがかかってて、この曲でフーフー言いながら踊っていると、まるでこの時間がいつまでもいつまでも終わらないような、そんな気になった。

非常に薄っぺらい思い出しか浮んでこないが、 大切な思い出なのである。

だ・か・ら、 あの映画の続編なんて作ってほしくなかった。映画のオープニングのラストフォーライフの魔法はもう解けてしまっているし、俺のレントンは、あの後、ボーンスリッピーで踊り続けてダンスホールで死んでるんだよ。生きててもらっちゃ困るんだよ。

でも、今日は台風の夜だから、DVDを回転させてみようかな。