今夜、ハードロック・カフェにて

「久しぶりだね、ハードロック来るの」

「あ〜。ずっと、はてな今週のお題「鳥」って勘違いしてまして」

「鳥?」

「いや、忘れて下さい」

「後輩君はさ、運転してる時に割り込みしてくる車、どうしてる?」

「死んでも入れさせません」

「(笑)いるんだよな〜、そういう奴。俺はさ、殆ど入れてあげちゃうのよ」

「やっぱ先輩、ビック・ハートっすね」

「俺、穴とかスキマは入れるのも入れられるのも好きだからさ」

「なんの話ですか?」

「でね、むこうはサンキューってやってくるじゃない」

「あ〜、ハザードランプを点滅させるやつですね」

「そう。あれさ、なんか気恥ずかしいよね」

「あ〜。嫌いって人多いですよね」

「いや、俺は嫌いじゃないよ。むしろ大好きなんだよ。だけどさ、こっちもなんか返したいじゃん」

「え?」

「どういたしまして!的なやつ。かといってハザードつけるわけにいかないしさ」

「まあ、そうすね」

「でね、俺、考えたんだよ。あれにアンサーする方法」

「はあ。どうするんですか?」

「親指を立てて、相手に突き出す」

「え?」

「グーッてやつ」

「それ、ダサくないすか?しかも相手側、それ見えないでしょ」

「見えない可能性の方が高いからいいんだよ。でも、見えたら嬉しいだろ?」

「いや・・・どうだろう」

「あ!リスペクタブル・ストリートかかった!」

「いつの間にリクエストしてたんすか!しかもまた、店の客も店員も全員知らない曲じゃないすか!」

「いいんだよ。知らない可能性が高い所に、ロマンがあるんだな」

「・・・恥ずかしいから、親指立てないで下さい」

 

Respectable Street

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