今夜、ハードロックカフェにて

「後輩君、今年は有給出してないみたいだけど、恒例のフジロックには行かないの?」

「そうなんですよ。今年は家族の強烈な抵抗にあいましてね。うちの家族、昨年、あんなに「たんのしかった~」つってたの全部ウソだったんすよ。あと、金曜日のメンツで見たいのマーク・リボーだけなんですよね~」(→TheTesky Brothersも気になる)

「マーク・リボー!来るの?!」

「そうなんですよ。我々なんかだと、マーク・リボーときたら、どうしてもトム・ウェイツとかコステロ期待しちゃいますよね。本当に運営の無能っぷりが・・・。メンツのチョイスに物語が無ぇんですよ!!浅いんすよ!!」

「珍しく荒れてるね〜」

「先輩は、ディラン見に行かないんですか?」

「う〜ん、好きなんだけどね。もう一押し欲しいんだよな」

「一押し?」

オールドスクールのアーティストで、君の言う所のディラン物語が紡げるやつ、もう1人欲しいな」

「ディラン繋がりだと・・・バンドとか」

「いや、メンバーの過半数死んでるから」

トム・ペティ!」

「それも死んでる」

「デッド!」

「ガルシア、文字通り死んでる」

「トラベリング・ウィルベリーズ!」

「ほとんど死んでる」

「ジェフ・リン生きてる。ジェフ・リン!」

「ジェフ・リン・・・見たいか?」

ジョーン・バエズ!」

「いやそこまで遡る?だいたい彼女、生きてるの?」

「ミック・ロンソン」

「いやとっくに死んでる。それは、お前よく知ってるだろ」

「こうして考えると、ディランの関係者ほとんど死んでるんすね」

「ああ、寂しくなるね。あ!ビクトリアかかった!」

「っていつの間にリクエストしてたんすか!しかも、The Fallがカバーしたやつ!これ、店内の誰も知らんでしょ。しかし、よくPVありましたね・・・。」

「マーク E.スミスも、最近、亡くなったんだよね。見れるうちに見とくべきだよな。ディランか・・・。」 

Victoria

Victoria