三パイの教え

ある所に、3人の兄弟がいた。兄弟の仲はとても悪く、いつも喧嘩ばかりしていた。3人の争いがあまりに醜く酷いので、見かねた父親が遂に3人を集めた。

 

まあ、座れ。とにかく座れ。いいから座れ。コラコラ、座る順番でモメるな。こっちから、長男、次男、三男の順で並びなさい。え?真ん中のポジションがいやだって?両隣に挟まれると落ちつかねぇって?お前なぁ、公衆便所のポジション取りじゃないんだから。真ん中は、ニルヴァーナでいう所のカート・コバーンだよ。え?俺はデイヴ・グロール派だって?デイヴだって、今、ド真ん中に立ってマイク握って歌っちゃってるんだから、ガマンしなさい。

まあ、今日集まってもらったのはな、お前達に一つはっきりさせておきたい事があるんだ。いいか、よく聞けよ。お前達の母ちゃん、いるだろ。あれ、俺の女だ。俺が苦労してプロポーズして結婚までこぎつけた、俺の女だからな。なんだって?お前達の母ちゃんだって?ああ、そうだよ。お前達にとっては、母ちゃんだよ。だけど、俺にとっちゃあ、母ちゃんじゃねえ。俺の女だ。わかるか?わかったか?よし。では、聞こう。長男、お前、産まれた後、俺の女のオッパイ、何年吸ったよ?  そうだ。お前は1年な。じゃあ、真ん中にいるカート・コバーン。いや、フー・ファイターズデイヴ・グロールだったな。お前は俺の女のオッパイ、何年吸った?  そう、お前は3年だな。最後に、ジンジャー・ベイカーみたいな顔したお前、お前は何年吸ったよ?  そう、お前は長いんだよ。4年も吸いやがった。いいか、お前達。今まで言ってなかったが、こいつは〝貸し゛だ。お前達への大きな貸しだ。我が家のルールで、貸したもんってのは返してもらわなきゃならねえ。当然、キッチリと利子をつけて返してもらうぞ。ん?金じゃないよ。金なんていらねえよ。いいか、お前達が結婚する時、お前達が連れてきた嫁さんのオッパイ、俺が吸わせてもらうからな。それが返済だ。当たり前だろ!当然の権利だぜ。お前達、俺の女のオッパイを何年も何年も吸っといって、盗人猛々しいとはこの事だわ!え?じゃあ、お爺ちゃんも母ちゃんのオッパイを吸う権利があるだろって?残念だったな。俺は産まれてこのかたずっとミルクなんだよ。ミルク産まれミルク育ちなんだよ。だから、爺ちゃんが吸えるのは乳牛のオッパイか、オッパイビンビンだけだ。ん?オッパイビンビンってなんだって?世間じゃ哺乳瓶って言うみたいだけどな。俺はオッパイビンビンって呼んでたんだよ。なんて可哀想なガキの頃の俺。全く泣ける話だぜ。ハッハッハ。

ん?絶対嫌だって?それが嫌なら、今日から喧嘩を辞めて、3人仲良くしろ。それができるなら、貸しは帳消しだ。お前達の嫁さんのオッパイは、すっぱり諦めてやる。

 

以上、三パイの教え。喧嘩は、オッパイだけにチチが解決の決め手になりました。